【85点】リクルートカードは無料クレカの最高峰!唯一のデメリットとは
勝手に格付け!リクルートカード
▲画像は公式HPより
総合評価 | 85点/100点 |
還元率 | ★★★★ 1.2%、最高でこそないが高水準 |
作りやすさ | ★★★★ 完全無料&口座で本人確認OK |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
注目のメリットなど | |
・完全無料&楽天カード超えの高還元&優秀な付帯保険を並立 | |
こんな人におすすめ | |
・高還元な無料カードがほしい ・無料で旅行保険付きのカードがほしい ・とにかく失敗しないクレジットカードを選びたい |
リクルートカードは一言でいうと、「バランス型無料カードの最高峰」。致命的なデメリット(リボ払い専用など)が無いカードの中では、もっとも高還元&高機能と言ってよいかと思います。
デメリット、あるいは年会費が発生するカードまで含めれば、「リクルートカード」より高還元なものも存在しますが…。
「無料で高還元で、失敗しないクレジットカードが欲しい」とお考えなら、申し込み先はほぼ「リクルートカード」一択と言って良いでしょう。
ちょっと前まで存在した「REXカード」というライバルもいなくなった今、無料高水準カードはリクルートカードの独擅場状態…というかんじですね。
- 勝手に格付け!リクルートカード
- 無料&楽天カード超えの高還元、ついでに付帯保険も◎
- 唯一のデメリットは「リクルートポイント」の馴染みの薄さか
- 「リクルートカードより高還元」なカードを選ぶべき人も
- TIPS:VISA・MastercardとJCBでは発行元&一部サービスが違う
- リクルートカードの基本情報と特典一覧
無料&楽天カード超えの高還元、ついでに付帯保険も◎
さて、リクルートカードにおける第一の特徴は、なんといっても「年会費無料」と「還元率1.2%」を両立させていること。
ちなみに高還元カードの代名詞のようになっている「楽天カード」の還元率は1.0%ですから、年100万円クレジットカードを使ったとしたら2,000円分「リクルートカード」の方がおトクということになりますね。
(利用額100万円の場合、リクルートカードの還元ポイント1.2万円相当に対し楽天カードは1.0万円相当)
またリクルートカードは高還元のみだけに留まらず、楽天カードを超える付帯保険をも完備。
国内外での万が一の事故、あるいはリクルートカードで購入した商品の破損や盗難に、一切お金を掛けずとも備えられるというのは確かなメリットだと言えるでしょう。
★リクルートカードの付帯保険(いずれも事前決済が条件)
海外旅行保険 | 最高2000万円 ┗死亡事故に加え、病気や怪我の際の治療費、携行品の盗難などにも対応 |
国内旅行保険 | 最高1000万円 ┗死亡、またはそれに準ずる後遺障害のみ対応 |
ショッピング保険 | 年間200万円 リクルートカードで購入した物品の破損や盗難を、購入後90日間補償 |
ちなみにこちらの付帯保険の内容も、無料カードの中ではトップクラスですね。ライバルカードと比べてみると、違いが分かりやすいだろうと思います。
参考:無料カードの簡易比較
リクルートカード (還元率1.2%) |
・海外旅行保険(上限2000万円) ┗治療費、携行品補償等付き ・国内旅行保険(上限1000万円) ・ショッピング保険(年200万円) |
楽天カード (還元率1.0%) |
・海外旅行保険(上限2000万円) ┗治療費、携行品補償等付き |
ヤフーカード (還元率1.0%) |
・ショッピング保険(年100万円) |
オリコカード (還元率1.0%) |
保険なし |
イオンカード (還元率0.5%) |
・ショッピング保険(年50万円) |
P-one Wiz ※リボ専用 |
・ショッピング保険(年50万円) |
※カード不正利用補償はどの会社も標準装備
唯一のデメリットは「リクルートポイント」の馴染みの薄さか
・完全無料
・高還元(1.2%)
・無料カードトップクラスの保険付き
ということで、一見不気味なくらいサービスが良い「リクルートカード」。
…ではありますが、もちろんデメリットが無いわけではありません。
このカードを使う上で一番問題になりやすいのは、利用額に対し1.2%ずつ溜まっていく「リクルートポイント」の使い道でしょう。
というよりそもそも「リクルートポイント」なんて聞いたことがない、という方が多数派ですよね。
このリクルートポイントは、名前の通り「リクルート」系のサービスで使えるポイント。楽天ポイントやdポイントのリクルートバージョンと考えてもらえればOKです。
そして気になる使い道は、主に、
・Pontaポイントやdポイントとの一対一での交換
・ホットペッパー(ビューティ)等、じゃらん等で1ポイント1円として使用
・ショッピングサイト「ポンパレモール」で1ポイント1円として使用
…といったところでしょうか。
クレジットカードの決済によって貯めたポイントを、上のような形で使っていけるなら、実質「リクルートカード」はデメリット無しと言ってよいでしょう。
…が、その一方で「楽天ポイントやTポイントのように、いつも使っているコンビニ等ですぐに貯めたポイントを使いたい」という場合には、貯めたいポイントが貯まるクレジットカードを選んだ方がよさそうですね。
「リクルートカードより高還元」なカードを選ぶべき人も
無料カードとして考えた場合、「リクルートカード」の唯一のデメリットは「ポイントの使い道がやや限られること」ですが…。
あなたが還元率を最重視してカードを選びたいなら、リクルートカードよりも良い選択肢が存在するかもしれません。
★年会費1万円未満のリクルートカードより高還元なクレジットカード
P-one Wiz 【80点】 |
・年会費無料 ・実質還元率1.495% (毎月自動1%引き+残額に0.5%のTポイント還元) ・リボ払い専用 ┗ただし支払額調整で「実質1回払い」可 |
JALカード(普通) 【85点】 |
・実質年会費5,500円 ・JAL利用機会があるなら最優先 ・ANAカードよりコスパよし、かつローシーズン以外なら同じ区間の必要マイルも安い傾向アリ |
※高年会費帯なら他に「セゾンプラチナアメックス(SAISON MILE CLUB加入時)」「SPGアメックス」等の候補あり
逆に言うと「還元率重視でカードを選びたい」かつ「上の2つのカードがピンと来ない」なら、申し込み先はリクルートカードに決めてしまって良いかと思います。
TIPS:VISA・MastercardとJCBでは発行元&一部サービスが違う
リクルートカードでは、申し込み時に
・VISA
・Mastercard
・JCB
という3つの国際ブランドを選択可能。これ自体は他のカードでもよくあることですが…。
リクルートカードの場合は「VISA/Mastercard」と「JCB」の間で発行会社が違う=一部サービス内容が異なるため、少し注意が必要です。
★発行会社ごとのリクルートカードの違い
VISA Mastercard |
・三菱UFJニコス社発行 ・ETCカードの発行手数料1,100円(年会費は無料) ・「楽天Edy」「SMART ICOCA」「モバイルSuica」へのチャージでも1.2%還元(月3万円まで) ・国内外ともにJCBより使えるお店が多いため、ETC発行手数料さえ気にならなければVISA/Mastercardのいずれか推奨 |
JCB |
・JCB社発行 ・ETCカードは完全無料 ・「モバイルSuica」へのチャージで1.2%還元(月3万円まで) |
※年会費(0円)、還元率(1.2%)、付帯保険、引き落とし日(15日締め翌10日払い)は共通
基本的にはVISAまたはMastercard(どちらでも大差ありません)の選択をおすすめしたいところですが、ETCカードの発行手数料を嫌うならJCBを選ぶのもアリですね。
ただし最近はJCBに対応していない個人店等が増えているように思えますので、この点についてはご承知おきください。
リクルートカードの基本情報と特典一覧
▲画像は公式HPより
総合評価 |
85点/100点 ・リクルートポイントの使い道がやや狭い ・より高還元なカードも存在する といった理由から。 |
還元率 | 1.2%(リクルートポイント) |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB ※基本的にはVISAまたはMastercard推奨 |
必要書類 | 特になし (ネット上で口座登録を済ませる場合) |
付帯保険 | ・海外旅行保険(上限2000万円) ┗治療費、携行品補償等付き ・国内旅行保険(上限1000万円) ・ショッピング保険(年200万円) ※無料カード最高峰 |
ETCカード | 年会費無料 ・発行手数料1,100円(VISA/Mastercard) ・発行手数料無料(JCB) |
家族カード | 無料 |
スマホ決済 | Apple Pay ※2021年8月現在、Google Payは未対応 |
その他の特典等 | |
・一部電子マネーへのチャージもポイント還元対象(月3万円まで) |
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・完全無料&楽天カード超えの高還元&優秀な付帯保険を並立 ・優秀な無料カードが欲しい&リクルートポイントの使い道さえ問題なさそうなら、申し込み先はここに決めてよさそう |