【65点】タカシマヤセゾンカードはポイント制度に問題アリ?3カード比較&特典一覧も
勝手に格付け!タカシマヤセゾンカード
▲画像は公式HPより
総合評価 | 65点/100点 ※メインカードとして使う場合。 サブ利用なら「タカシマヤカード」という別カード推奨 |
基本還元率 | ★★★ 1.0%の「高め」ライン ┗高島屋では2%還元 |
作りやすさ | ★★★ 完全無料だがカード受取の際に本人確認書類が必要 (店頭受取も可) |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB American Express |
注目のメリットなど | |
・年会費無料&高島屋グループで常時2%還元(食料品等除く) ┗ポイントアップ期間中(メルマガ、HP等で告知あり)は4%還元 ・高島屋での有料催しもの(文化展、美術展など)50%オフ ・その他スーパーマーケットやレジャー、グルメ、各サービス等で優待あり |
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こんな人におすすめ | |
・ポイントを貯めて「高島屋」でのお買い物に使いたい人 |
- 勝手に格付け!タカシマヤセゾンカード
- 3種の高島屋提携カードの中で唯一「年会費無料」
- 意外と高島屋以外のお店やサービスでも優待を受けられる
- 注意!「タカシマヤのポイント」は期限内に2,000ポイントを使い切る必要あり
- タカシマヤセゾンカードの基本情報と特典一覧
3種の高島屋提携カードの中で唯一「年会費無料」
「タカシマヤセゾンカード」は、高島屋がクレジットカード会社(クレディセゾン)と提携して発行しているカードのうち、年会費無料で作れるものを言います。
もちろん年会費が発生するカードに比べると、高島屋で受けられる特典は控えめなのですが…。
「年会費が発生しない」という申込みへの心理的ハードルの低さはやはり、大事なポイントの一つですね。
★3つの高島屋提携クレジットカードの比較
タカシマヤセゾンカード |
・基本還元率1% →ポイントを貯めて高島屋でお買い物をしたい、ライトユーザー向け |
タカシマヤカード |
・基本還元率0.5%、完全に「高島屋専用カード」 →高島屋のヘビーユーザー向け |
タカシマヤカード 《ゴールド》 |
・基本還元率1% |
…が、高島屋での還元率の差(6%)を思うと「毎年必ず高島屋で、一定金額以上の買い物をする」という場合には、「タカシマヤカード(年2,200円)」を選んだ方が良さそうです(この点については後述)。
意外と高島屋以外のお店やサービスでも優待を受けられる
「タカシマヤセゾンカード」の発行元は、名前通りセゾンカード(クレディセゾン社)。
ということで、こちらのカードでは高島屋と何ら関係のない、「セゾンカード」会員優待を利用可能です。
★セゾンカード共通の会員優待(リンク先は公式HP)
・グルメ、レジャー、トラベル、カラオケ等のセゾンカード会員優待 ・「セゾンカード感謝デー」は西友・リヴィン・サニーで5%オフ ┗店舗により開催日は異なる(公式HPから検索可) ・オリックスレンタカー優待 ・ハーツレンタカー優待 ・国内外パッケージツアー優待 |
そして特筆すべきは、上の特典は有料のタカシマヤカードに付帯しないということ(問い合わせにより確認)。
ということで、もしあなたが上に挙げたようなセゾンカード会員優待を活用できそうなら、「タカシマヤセゾンカード」を選ぶメリットも大きくなるでしょう。
特にグルメ、レジャーなどの優待については意外なところで活用できるかもしれませんので、頭の隅にでも留めておきたいところです。
★その一方、有料のタカシマヤカードでしか受けられない提携店優待も存在します。こちらはセゾンカード優待に比べると、高級路線のものが多いですね。
内容について詳しくは公式HP情報をご覧ください。
注意!「タカシマヤのポイント」は期限内に2,000ポイントを使い切る必要あり
ということで、年会費無料ながら高島屋とその他の加盟店で優待を受けられる「タカシマヤセゾンカード」ですが…。
こちらのカード、というより「タカシマヤのポイント」共通の注意点として、
といった点が挙げられます。
「タカシマヤセゾンカード」を使い、高島屋だけで2,000ポイントを貯めようとするなら、必要な決済額は10万円。
ポイント有効期限が1~2年間ということを考えると、このカードを作ってもポイントが無駄にならないのは、原則として年5万円~10万円以上「高島屋」を利用する方と言えるでしょう。
▲高島屋公式HPより、ポイント有効期限について
…が、そこまで高島屋を利用するのであれば、高島屋で常時8%還元を受けられる「タカシマヤカード」を選んだ方が、年会費を加味してさえ結果的におトクとなります。
・「タカシマヤセゾンカード」で獲得できるポイント…1,000ポイント
・「タカシマヤカード」で獲得できるポイント…4,000ポイント
=年会費2,200円を差し引いても「タカシマヤカード」を選んだ方がおトク
となると、「タカシマヤセゾンカード」を選ぶ意味が一切ないように思えますが…。
「タカシマヤカード(年2,200円)」の方は、高島屋「以外」で使う場合の還元率が0.5%と低く設定されています。
そのためそちらのカードとの差別化を意識するなら、「タカシマヤセゾンカード」は「どこで使っても還元率1%」という特徴を生かし、「高島屋以外の場所で積極的に使っていくメインカード」として活用してあげるのが良いでしょう。貯めたポイントは2,000ポイント=2,000円として「高島屋」や系列店で利用可能です。
また高島屋特化でポイントを貯めていくのなら、2つのカードを使い分けても良いですね。
★貯めたポイントの有効期限はカード取得後、インターネット上の会員ページなどで随時確認可能です。
★ちなみに「タカシマヤセゾンカード」の場合、初年度は入会特典として、最大2,000のボーナスポイントを獲得可能です。
(3ヶ月以内に高島屋で1万円以上決済で500P+3ヶ月以内に場所を問わず2万円以上の決済で1,500Pプレゼント)
タカシマヤセゾンカードの基本情報と特典一覧
▲画像は公式HPより
総合評価 | 65点/100点 ※メインカードとして使う場合 |
還元率 | 1.0%(タカシマヤのポイント) |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB American Express |
必要書類 | カード受取の際に本人確認書類が必要 (店頭受取も可) |
付帯保険 | なし (全クレカ標準装備の不正利用補償のみ) |
ETCカード | 年会費、発行手数料ともに無料 |
家族カード | 無料 |
スマホ決済 | Apple Pay GooglePay |
その他の特典等(リンク先は公式HPの詳細情報) | |
・新規入会&利用で最大2,000ポイントプレゼント ┗3ヶ月以内に高島屋で1万円以上の利用で500ポイント 3ヶ月以内に場所を問わず2万円以上の利用で1,500ポイント ・高島屋で常時2%還元(食料品売り場などを除く) ┗高島屋のポイントアップ期間中は4%還元 ・高島屋での有料催しもの(文化展、美術展など)50%オフ ・高島屋の提携店舗優待 ・高島屋のポイントカード機能付帯 ・グルメ、レジャー、トラベル、カラオケ等のセゾンカード会員優待 ・「セゾンカード感謝デー」は西友・リヴィン・サニーで5%オフ ┗店舗により開催日は異なる(公式HPから検索可) ・オリックスレンタカー優待 ・ハーツレンタカー優待 ・国内外パッケージツアー優待 |
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コメント | |
・有効期限(翌年度末)までの間に2,000ポイントを使い切らないとポイントが無駄になるため注意 ・一見サブカード向けのように見えるが、ポイントの勝手の悪さや「タカシマヤカード」の存在を考えるとメインカード向け(=ポイントを貯めて高島屋で使いたい方向け) |