イオンカードで1番おトクなのは「ベネッセ・イオンカード」!?子供なしでもおすすめな理由
勝手に格付け!ベネッセ・イオンカード
▲画像は公式HPより
総合評価 | 80点/100点 ※イオングループやクラブオフ優待店の利用機会がある場合 50点/100点 ※メインカードとして使う場合 |
還元率 | ★★★★ ※お客さま感謝デー含むイオンや優待対象店の場合 ★★ ※その他一般加盟店(0.5%) |
作りやすさ 年会費 |
★★ 完全無料だが郵送手続きが必要 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
注目のメリットなど | |
・「ベネッセ・クラブオフ」サービスで国内外20万以上のお店やサービスで優待 ・ベネッセ商品の購入や優待対象店での決済で「ベネッセ・ポイント」が貯まる ・毎月20日、30日はイオングループ5%オフ(お客さま感謝デー) ┗55歳以上なら毎月15日も5%オフ ・WAONとの組み合わせでイオングループ還元率常時1.5% ※ベネッセ会員でなくても申し込み可(イオンカードへ問い合わせ確認済み) |
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こんな人におすすめ | |
・「クラブオフ」優待対象のお店やサービス(詳細後述)の利用機会がある ・イオンや系列店(マックスバリュ等)をよく利用する |
- 勝手に格付け!ベネッセ・イオンカード
- 「ベネッセ・イオンカード」最大の特徴は「20万以上のお店やサービス優待」
- もちろん「20日、30日のお客さま感謝デー」含むイオンカード特典も利用可
- ベネッセ(進研ゼミ、こどもちゃれんじ)商品の購入でポイント二重取り、ただし…。
- 基本還元率自体は低いので、優待対象店でのみ使うのがおすすめ
- 注意!「ベネッセ・イオンカード」取得には郵送での手続きが必要
- TIPS:WAONとの組み合わせでイオングループ還元率が常時1.5%に
- TIPS:「ベネッセJCBカード」「ベネッセ・JCBプレミアカード」との比較
- FAQ:VISA、Mastercard、JCBはどれを選べばいい?
- ベネッセ・イオンカードの基本情報と特典一覧
「ベネッセ・イオンカード」最大の特徴は「20万以上のお店やサービス優待」
イオンカードにはかなり多くの種類がありますが…。
実のところ多くの方にとって一番おトクに利用しやすいのは、この「ベネッセ・イオンカード」だろうと思います。
こちらは名前の通り「ベネッセ」提携カードということで、一見すると「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」に入会しているお子様がいる家庭以外には用が無さそう。
が、実はこのカードには「Benesseクラブオフ」という、他のイオンカードには付かない優待サービスが付帯しています。これにより国内外20万以上のお店やサービスが優待対象に。
「Benesseクラブオフ」または「ベネッセ・イオンカード」を利用する上で、あなた(またはお子様)がベネッセ会員である必要はありませんので、この「Benesseクラブオフ」を目当てにこのカードを作ることは十分選択肢に入るでしょう。
・「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」などで指定メニュー割引
・コメダ珈琲でドリンクのサイズアップ(一部対象外店舗あり)
・魚民、白木屋、笑笑などでお会計10%オフ他
・ユナイテッドシネマ等の映画館割引(500円オフ等)
・「ビッグエコー」「カラオケ館」等で室料30%オフ他
・ユーキャン、資格の大原等で受講料優待
・コスモ石油でガソリン・軽油が1~2円/L割引(一部対象外店舗あり)
・ENEOSでガソリン・軽油が1~3円/L割引(一部対象外店舗あり)
ここに挙げた優待は、あくまでごく一部の抜粋例に過ぎません。
ある程度の優待内容は、ベネッセ・イオンカードをお持ちでなくても以下の公式HPから確認可能。まずはこちらをチェックし、あなたが「クラブオフ」優待を活用できるか確かめてみると良いでしょう。
Benesseクラブオフ公式HP
※ページ内「ログインせずにサイトを見る」から優待内容を確認可
★ちなみに「クラブオフ」特典自体は他のクレジットカードやサービス(生命保険、自動車保険など)に付帯することも多いのですが…。
ベネッセ・イオンカードのように年会費無料で「クラブオフ」特典を利用できることは非常にまれ。
例えば大手JCBカードの場合、「クラブオフ」特典を利用できるのは年会費1万1000円のゴールドカードからとなっています。
この点を見ても、「ベネッセ・イオンカード」の特異性が分かりますね。
★「クラブオフ」優待の使い方はお店やサービスによって異なります。
実店舗だと、クーポン画面を店員さんに提示することで優待を受けられることが多いですね。
もちろん「20日、30日のお客さま感謝デー」含むイオンカード特典も利用可
「ベネッセ・イオンカード」は名前の通り「イオンカード」の派生カード。
ということで、以下のイオンカード共通特典も問題なく利用可能です。
お客さま感謝デー | 毎月20日、30日はイオンカードでの決済を条件に、イオン、マックスバリュ、ビブレ等の系列店で5%オフ ┗商品券などの例外あり |
G.G.感謝デー | 毎月15日、55歳以上&イオンカードでの決済を条件に、イオン、マックスバリュ、ビブレ等の系列店で5%オフ ┗商品券などの例外あり |
イオングループ優待 | イオングループでイオンカードを使えばいつでも還元率2倍 |
ときめきWポイントデー | 毎月10日はどこでイオンカードを使っても還元率2倍 |
イオンシネマ優待 | イオンシネマでの鑑賞料金が一般料金から300円引き |
WAONチャージ | WAONのチャージ・オートチャージでも0.5%還元 ※WAONとの組み合わせで上位1.5%還元可 |
イオンカード優待 | イオングループ以外での優待(レジャー施設など) ただし対象店はクラブオフより少ない上、クラブオフと重なりやすい |
特に毎月20日、30日の5%オフ特典(お客さま感謝デー)は大きいですね。
イオングループ(イオン、マックスバリュ等)の利用機会があるのなら、ぜひチェックしておきたいところです。
★「まいばすけっと」や「ミニストップ」は、お客さま感謝デーの対象外となります。
ベネッセ(進研ゼミ、こどもちゃれんじ)商品の購入でポイント二重取り、ただし…。
「ベネッセ・イオンカード」最大の特徴はやはり「クラブオフ」特典かと思いますが、既存のベネッセ会員の方に向けたサービスが無いわけではありません。
あなたが「ベネッセ・イオンカード」を使いベネッセ関係の支払い(進研ゼミの受講料など)を済ませた場合、通常のポイント還元(0.5%/WAON POINT)に加え、0.3%の「ベネッセポイント」還元を受けられます。
この「ベネッセポイント」は、1ポイント1円相当としてベネッセ関連の支払いに充てることができます。
…が、ご覧の通り「WAON POINT」と「ベネッセポイント」の二重取りを達成してなお、合計還元率は0.8%。楽天カードの基本還元率(1.0%)にも達しません。
ということで、実際のところベネッセの支払いには他の高還元カードを使った方がおトクということになります。
★ちなみに「ベネッセ・イオンカード」公式HPには「こどもちゃれんじ・進研ゼミの受講費お支払い手数料が無料に!」という記載がありますが…。
ベネッセ・イオンカードでなくてもクレジットカード払いなら、もとより支払手数料は発生しません。(=ベネッセ・イオンカード特有のメリットではない)
実はこのカードには、クラブオフとは別に「ベネッセポイント」の優待を受けられるお店やサービスが用意されています。
例を挙げると、
・「@cosme shopping」「小田急オンラインショッピング」等でベネッセポイント0.9%還元
・「こどもちゃれんじEnglish」でベネッセポイント3%還元
といったところですね。上の支払いではベネッセポイントとは別に、0.5%のWAON POINTも還元されます。
ベネッセポイントはベネッセ会員でなければ使い道がありません。
そのため対象店が絞られるとは言え「ベネッセポイント優待店を活用できる」ことは、ベネッセ会員ならではのメリットだと言えるでしょう。
参考:ベネッセカード公式HP「提携サービス検索」
基本還元率自体は低いので、優待対象店でのみ使うのがおすすめ
「優待対象となるベネッセでの支払いさえ、他のカードを使った方がおトク」という点を見ても分かる通り、「ベネッセ・イオンカード」…というよりイオンカードの基本還元率は総じて低い(0.5%)です。具体的に言うと楽天カード(1.0%)の半分ですね。
そのため基本的にこの「ベネッセ・イオンカード」は、
・「クラブオフ」優待対象店
・「お客さま感謝デー」時のイオングループ
・WAONチャージ
といった場面のみで利用するのが良いでしょう。
「ベネッセ」受講料の支払いを含む普段の決済には、別の高還元カードの利用をおすすめします。
★ちなみに「ベネッセ・イオンカード」の通常決済では、200円につき1の「WAON POINT」が還元されます。
こちらのポイントは1ポイント=1円として、イオングループのお店等で利用可能です。(その他ベネッセ・ポイントへの交換等も可)
注意!「ベネッセ・イオンカード」取得には郵送での手続きが必要
他のイオンカードにはないメリットを有する「ベネッセ・イオンカード」…ではありますが、このカードには他のイオンカードにはない「デメリット」も存在します。
というのもこのカードは現在、インターネットを通した本申し込み手続きに対応していません。「ベネッセ・イオンカード」の取得には、以下の段階を踏む必要があります。
(2)本申込み書類があなたの自宅に届く
(3)必要事項を記入、本人確認書類のコピーを添えて返送
(4)承認が下り次第、「ベネッセ・イオンカード」の送付
郵送での手続きが必要な分、他のクレジットカードに比べ手間と時間が掛かりやすいためご注意ください。
とは言え他のイオンカードにない「クラブオフ」特典の有効性を考えると、このデメリットを差し引いてもお釣りが出るくらいかと思います。
★ちなみに「ベネッセ・イオンカード」は、イオンカードの店頭受取サービスにも対応していません。
★申込書と一緒に返送用封筒が届きますので、切手代や封筒代を負担する必要はありません。
TIPS:WAONとの組み合わせでイオングループ還元率が常時1.5%に
「ベネッセ・イオンカード」には、電子マネー「WAON」の機能があらかじめ搭載されています。
そして上にも挙げた通り、イオンカードは「WAON」へのチャージ(またはオートチャージ)でも0.5%のポイントが還元されます。
そしてWAONは、インターネットを通し会員登録を済ませることで、イオングループでの還元率が常時1.0%(200円につき1WAON POINT還元)に。
これを組み合わせると、チャージ+WAON決済でイオングループでの還元率が常時1.5%となるわけですね。
少し複雑で分かりづらいので、1.5%還元の手順をまとめてみました。
(2)「smartWAON」HPで会員登録
┗これを行うとイオングループにて、WAON決済時の還元率が0.5%→1.0%になる
(3)イオン店頭に設置してある「WAONステーション」や「イオン銀行ATM」を使い、電子マネー「WAON」のクレジットチャージ(またはオートチャージ設定)を済ませる
┗このときチャージ額に対し0.5%還元
(4)チャージした電子マネー「WAON」を使い、イオングループで決済
┗このとき決済額に対し1.0%還元
一見すると面倒ですが、一度オートチャージ設定を済ませておけば「いつでもイオングループで1.5%還元」を受けられる形に。
さらに「ベネッセ・イオンカード」自体にWAON機能が付いている=イオンカードと別にWAONカードを持つ必要もないということで、イオングループの利用機会があるならぜひ知っておきたいテクニックだと言えるでしょう。
ちなみに1.5%還元で貯めた「WAON POINT」は、いつでもイオングループのお店で、お金の代わりに利用できます。
★ただし毎月20日、30日に「お客さま感謝デー」優待(5%オフ)を受けるには、WAONではなくイオンカードでクレジット決済を行う必要があります。
つまりイオングループでは、
▶ 毎月20日、30日は「イオンカード」(5%オフ+0.5%還元)
▶ それ以外は「イオンカードでチャージしたWAON」(1.5%還元)
といった方法で決済するのがベスト、ということですね。
★WAONとクレジット、どちらの機能を使うかについてはレジ担当の店員さんにその都度お伝えください。(セルフレジであればメニューから決済方法を選択可)
TIPS:「ベネッセJCBカード」「ベネッセ・JCBプレミアカード」との比較
正直なところ、「ベネッセ会員だけ」利用できる特典に乏しい「ベネッセ・イオンカード」。ですがベネッセ提携カードは、実のところもう2種類存在します。
ということで、実際に比べてみました。
・年会費無料 |
|
・年会費11,000円 |
※画像はいずれも公式HPより
☆:差別化点となるポイント
正直なところ、申込先は「ベネッセ・イオンカード」ほぼ一択と言って良いでしょう。
よほど普段のお買い物で「ベネッセポイント」を貯めたい、かつ旅行保険に加入したいという場合は「ベネッセ・JCBプレミアカード」が候補に挙がらないわけではないものの、年会費相当の価値があるかは疑問が残るところです。
★ちなみにどのカードを選んでも、ベネッセ関連の支払いが劇的におトクになることはありません。
FAQ:VISA、Mastercard、JCBはどれを選べばいい?
ベネッセ・イオンカードでは申込時に、
・VISA
・Mastercard
・JCB
という3つの国際ブランドを選択できますが…。
正直なところ、どうせこのカードを「イオン含む優待対象のお店」や「WAONチャージ」にしか使わないなら、どのブランドを選んでもほぼ同じです。基本的には手持ちのカードと被らないブランドを選ぶと良いでしょう。(普段使っているカードがVISAならMastercardを選ぶ、等)
それでも強いて言うなら、JCBよりも国内外で加盟店の多い「VISA」「Mastercard」のどちらかが優先されるかと思います。
ベネッセ・イオンカードの基本情報と特典一覧
▲画像は公式HPより
総合評価 | 80点/100点 ※イオングループやクラブオフ特典を利用できる場合 50点/100点 ※メインカードとして使う場合は低還元が気になる |
基本還元率 | 0.5%(WAON POINT) |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
必要書類 | 本人確認書類(運転免許証など) |
付帯保険 | なし (どのカードにも付帯する不正利用補償のみ) |
ETCカード | 年会費、発行手数料ともに無料 |
家族カード | 無料 |
スマホ決済 | Apple Pay 2021年10月現在Google Payは未対応 |
その他の特典等(☆:他のイオンカードにない特典) | |
※ベネッセ会員でなくても申し込み・取得可 ・WAON POINTカード機能付帯 ・毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」はイオンカードでの決済を条件に、イオン、マックスバリュ、ビブレ等の系列店で5%オフ(商品券などの例外あり) |
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コメント | |
イオンカード優待に加え「クラブオフ」「ベネッセ会員優待」が非常に強力、さらにWAON一体でイオングループ1.5%還元も容易。 申し込みに手間はかかるが、決まった場所でのみ使うサブカードとしては非常に優秀 |
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